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「人口知能時代を生き抜く子どもの育て方」

AIが変える未来に関する本

●評価
全体評価:3
1,2,3-,3,3+,4,57段階評価

内容:3

読みやすさ:3

コメント:人口知能によって未来の社会・仕事・勉強はこれまでと一緒ではない、そのために思いと問題解決力が必要と、著者は説く。

(2017年発行、神野元基著 ディスカバー21)

・本を読んで取り入れたいと思ったアクション

特になし

 

・本のポイント

(太字は私が勝手に引いた強調)

・人口知能をはじめとするテクノロジーの進化により、人間のやるべきことがほぼ無くなる。

・STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)知識は近い未来を生き残るための強力な武器。アップルストアもサマーキャンプをしている。ドローン、VR、3Dプリンターは子どもでも使いこなせる

・ソーシャルゲームで理解しておくことは、頭を使わない無駄な時間が多いことと、お金を使う感覚が麻痺しやすいこと。

・SNS時代に情報は自分の手元を離れた段階で、瞬く間に世界中に拡散する可能性がある。と子ども達に教える必要がある。

・子どもと同じ目線で、夢中になっていることを親もやってみる。ユーチューバ―は自分ではできなことをお兄さんお姉さんが楽しそうにやっているから、小学生にうける。子どもと同じ目線から大人の経験をふまえ、子どもに助言してあげる。

 

●感想あれこれ

本の半分は教育とは関係なく、人工知能がどう未来に影響するかといった、未来予測について。

人口知能、AI、シンギュラリティ、VR、ドローン、3Dプリンターなど、現代的な単語がたくさん出てきて、初めて聞く人にもわかりやすく説明されているので、この辺の言葉を全く聞いたことがないという人は、手に取ってみてもいいかもしれない。

教育という文脈とは関係なく、人口知能とかAIとかの概要を知るだけならば、この本がオススメ。


アリヴェデルチッ!