ネパールで4月25日に起きた大地震。
既に死者4000名を超える大惨事で、本当に悲劇としか言いようがない。
地震大国の日本だからこそ、こういう時こそ助け合いが大切だ。
さて、今回はこういう大震災の際の、インターネットのソーシャルインフラの話。
311の大震災の時、携帯電話はつながらなくなった。
しかしそんな時でも、ツイッターやスカイプ、フェイスブックなどインターネットのサービスは機能した。
それで安否確認ができた人も多いだろう。
もはやいざという時のインフラは、電話より、インターネットなのだ。
このキャプチャ画像を見て欲しい。
これは私のフェイスブックの画面だ。
フェイスブックのこの画面によって、このエリアに住んでいる友人の安否がわかるのだ。
素晴らしい機能だ!
こうした大震災などの緊急事態では、まず安否確認でのコミュニケーションが多い。
Facebookがこうした、ソーシャルインフラとしての役割を果たすことは、非常に大きな意味を持つ。
東北大震災の際も、そのエリアにいる友人がフェイスブックなどのソーシャルメディアで何日もコメントしないと、とても不安な気持ちになったことを覚えている。
フェイスブックに関しては、これだけのユーザーをかかえるにも関わらず、ソーシャルインフラとして責任を果たす姿勢がまるでないと、私はこれまで色々と批判をしてきた。
フェイスブックリスクとどう向き合うか
情報バックアップとフェイスブックの難しさ
しかし今回のこの対応に関しては、Facebookを大きく評価したい。
私達も311で体験したように、大震災は突然にやって来る。
そしてあっと言う間に、信じられない程のダメージを与える。
ネパールは311の時に、日本に救いの手を差し伸べてくれた。
たとえこの地域に友人がいてもいなくても、お互いの痛みを理解して、助け合う。
それが大自然に対して、人間なりに向き合っていく方法ではないだろうか。
アリヴェデルチッ!