アメリカのクラウドファンディングメジャーのキックスター。
このキックスターに商品を載せてから、わずか1時間で100万ドル以上集め、記録を作ったスマートウォッチがある。
2月末にスタートしたこのプロジェクト、3/16現在で1800万ドル以上(日本円で約22億円)も集めている。
あと11日の募集期間にどこまで記録を伸ばすのだろうか。
(Pebbleの商品写真 kickstarのサイト参照)
アップルウォッチ発売も控え、日本でも今後Smart watchの普及が進むことだろう。
しかし、このKickstarのPebble Timeを見ても、本場アメリカのウェアラブル熱は、やはり日本よりアツイ。
Kickstar新記録をうちたてようとしているこのぺブル、実は過去にもKickstarで爆発的なパワーを見せている。
Kickstarなどのクラウドファンディングは、従来は「Aという事業計画があり、そのための事業資金を募集している」という理由で資金を集めることが主だった。
しかし最近は商品が売れそうかどうかのプリセール、つまりプロモーションという意味合いが強い。
下記の記事によると、Pebbleは最初にキックスターを使った時も、「2012年5月におよそ6万9000人から合計1030万ドルを集めることに成功した」ようだ。
東洋経済オンライン 腕時計端末のトップ企業、ぺブルはどこへ?
Kickstarというクラウドファンディングサイトを使い、事業としても、プロモーションとしても、スマートウォッチのトップ企業となった好例だろう。
今回のキックスターのサイトを見ると、早く購入すればする程、安く買えて、早く実物が手に入る権利を手に入れられる。
うまいプレゼンテーションと共に、こうしたセールステクニックも、過去最大の資金集めとなる要因なのだろう。
商品自体は、こちらのキックスターにあるプロモーション映像をどうぞ。
この映像だけからは、他のスマートウォッチと比較論評するのは難しいが、1週間も充電が続くというのは、Apple Watchに対して強い競争優位になるだろう。
アリヴェデルチッ!