日本への観光客が増えている。
では増えている観光客は、一体どこから来ているのだろうか?
●2014年訪日外国人数No.1は台湾
トップは中国かと思いきや、まさかの台湾。
2337万人の人口の国で、283万人が来日とはすごい。
もちろん、283万人の中には延べ人数も入っているだろうが、国民人口の10%以上の人が日本に来たのだ。
(出典 日本政府観光局 JNTO)
●中国圏・韓国エリアで訪日観光客全体の65%以上
人数の順位で言うと、以下の通りだ。
1位 台湾 283万人
2位 韓国 276万人
3位 中国 241万人
4位 香港 93万人
この上位4地域で、訪日観光客全体の大半を占めているのだ。
●今後の訪日観光客の中心は中国
この4地域は、2014年はどこも過去最高の訪日数を記録した。
その中で増加率を見ると、やはり中国がすごい。
台湾や韓国の人口規模を考えれば、今後は中国が圧倒的な訪日観光客を誇る国になることは間違いないだろう。
(出典 日本政府観光局 JNTO)
2015年1-6月の訪日外客数をみると、既に中国がNo.1となっている。
半年間で218万人。
半年間での訪日客の数が、去年の同じ時期の2倍以上になっている。
この表でもわかるように、中国全体の出国者数からすると、特に日本が人気の場所という訳ではない。
そういう意味でもは、まだまだ中国から日本への観光客は増える余地が大きいと言える。
アリヴェデルチッ!