Huluやdtvなどのような、インターネット経由の動画配信サービスの競争がいよいよ激しくなってきた。
その中で9月からスタートする、アマゾンプライムの動画配信サービスが群を抜いて素晴らしい。
アマゾンの動画配信サービスというか、もうアマゾンプライム自体が凄い。
では何がそんなに凄いのか?
●動画配信サービスではアマゾンプライムは圧倒的に安い
huluやdtvだと月々1000円程度。
新たに登場するネットフリックスも月々650円から。
アマゾンプライムは1年間3900円、つまり月々325円だ。
競合と比べて、半額以下。
圧倒的に安い。
●アマゾンプライムは動画配信サービス以外のサービスも充実
私は既にAmazon Primeで、アマゾンヘビーユーザーだ。
この動画配信サービスがなくても、Amazon Primeは非常に便利だ。
①配達が圧倒的に早い。
プライム便であれば、朝頼むと、その日の内に荷物が届く。
この感覚になれると、他のEコマースが異様に遅くて不便に感じる。
②Kindle本が月に1冊無料
毎月アマゾンで本を大量に買う私だが、月に1冊キンドル本無料も、大きな魅力だ。
本を一冊買えば、325円以上するので、これならばプライムに入った方が得だ。
これはどのキンドル本でも無料になる訳ではないが、特定の本の中から選べる。
まあ選ぶに十分なオプションがある。
ちなみにプライムメンバーならKindle本体は4000円もオフになる。
私自身は今キンドル3台目だが、キンドル中毒者にとってはこれも嬉しい。
実はプレゼントで、キンドルを贈ったりもしている。
読書体験を贈ることは素敵なことだ、と勝手な驕りだけどね。
まだキンドルを持っていない人は、こちらをご参照あれ。
●Netflixなど競合サービルにも期待
私は映画やドラマなどが大好きなので、これまでhuluやdtvも愛用してきた。
そして、この分野でアメリカ最大手のNetflix(ネットフリックス)が、いよいよ日本でもスタート。
「やっと来るのか」という位、待ちわびたが、色々話題になってて楽しみ。
Netflixとソフトバンクが業務提携 通信料金とまとめて支払い可能に
フジテレビ、米ネットフリックスと「テラスハウス」などオリジナルコンテンツ制作で合意
この動きを受け、日本でもTSUTAYAも、新たに動くようだ。
動画配信の巨人ネットフリックスが日本上陸 アマゾン、TSUTAYAも対抗へ
この記事によると、
CCCは旧作が見放題、新作も月に2本視聴できて、月額933円、動画配信とネット宅配レンタルの組み合わせサービスが月額2417円(いずれも税別)となる。
うーむ。このプラン、そんなに魅力的だろうか。
ツタヤはアメリカの状況を見て、これまで非常に長い間対策を考える時間があったはずだ。
当時アメリカ最大ビデオレンタル会社、BLOCKBUSTER(ブロックバスター)は、こうしたインターネット動画配信との戦いに敗れ、2010年に破産している。
たくさん出店していたり、たくさんの従業員を抱えているが故に、簡単にインターネット配信事業に乗り出せない、イノベーションのジレンマ。
それはよくわかるが、これからどう戦うかを注目したい。
●Amazonが便利過ぎて怖い
今回の動画サービスもそうだし、アマゾンプライムもそうだが、アマゾンが圧倒的に便利過ぎる。
他のサービスや競合が、どんどん勝てないようになっているように見えて、逆にそれが心配だ。
私の生活も、日々アマゾン依存が深まるばかりだ。
このブログを書きながら、まるでアマゾン社員かと思う位、そのサービスを絶賛する自分に驚いた。
アメリカのアマゾンプライムを見ると、日本のサービス以上に魅力的なサービスがたくさんある。
こういったサービスがまた投入されれば、アマゾン一人勝ちの状況がより進むだろう。
便利過ぎることは素晴らしいのだが、アマゾンしかなくなったらそれはそれで怖い気もする。
ないものねだりかもしれないが、便利過ぎるが故に、完全独走させないライバルが欲しい気もするのだ。
アリヴェデルチッ!