最近時計が欲しくて、色々な時計を見ているのだが、今バーゼルワールド2015という世界の時計の祭典がスイスで開かれている。
スイスといえば、言わずもがな、高級ラグジュアリー時計の聖地である。
ロレックスやオメガといった高級腕時計は、スイスの職人が手間暇と技術をかけて、1個1個作っているイメージが強い。
一方つい先日、アップルがアップルウォッチで、時計業界に参入を宣言した。
これに対して、こうした高級腕時計ブランドはどう反応したのだろうか。
ニュースを見る限り、ラグジュアリーウォッチは、いくつかのブランドがスマートウォッチをやると宣言したに過ぎないレベルだ。
今回はブルガリとグッチをチェックしたい。
まずブルガリ。
いやいやなんとも。
ミッションインポッシブルにインスパイアされた感じで、この映像、カッコいいじゃないか。
しっかりこのスマートウォッチをどう使って、どんな未来になるのかが、カッコよく描かれている。
個人的には、アップルウォッチより全然欲しい。
ただまだ発売とかはよくわからないらしい。
携帯は他の人と一緒でもいいけど、時計が多くの人と同じってどんな気分なんだろう。
以前、アップルウォッチが本当に必要なのは高齢者だという記事を書いたが、もし高齢者が多くアップルウォッチをつけていたら、若者は同じ時計が欲しいだろうか。
この辺が、デジタルガジェットと、ファッションの境界線だ。
少なくても今のままであれば、アップルウォッチがアイフォン程売れることは全然ないと思う。
アップルはそういったこれまでの常識を破って、時計自体を再定義するまでになるか。
この辺はアップルだからこその期待もある。
そしてグッチ。
こちらはなんと著名なミュージシャン、Will.I.amとのコラボの発表。
プロダクトもないし、正直この会見ではどうなるのか、全然わからない。
グッチ程のブランドが、個人の著名アーティストとのタイアップもすごいが、これがこのタイアップ以外にスマートウォッチとして、広がりがあるのか。
高級腕時計メーカーは、デザインやファッションとしてのマーケティング、時計の販売ではプロだ。
これにテクノロジーを加えて、どんな未来を描いていくのかが、これからのポイントになるだろう。
楽しみに注目していきたい。
アリヴェデルチッ!