前のエントリーで、日本からの海外留学生の数がどんどん減っていること。
そして、留学する若者がどんどん減っている恐ろしい現実について書いた。
それでは、日本人は縮小する国内により閉じこもるようになっているのだろうか?
否、実は海外にいる日本人は増えているのだ。
「海外に3か月以上在留している日本国籍を持つ人」(在留邦人)は2013年10月1日時点で125万8263人。ここ10年で3割増えている。
(同上AERAより)
海外に留学する日本人若者は30%減ったが、海外に住む日本人は30%増えたのだ!
留学する若者が減ったのは2万5千人程度だが、移住した日本人は30万人も増えたのだ!
これは大きな増加だ。永住者も確実に増えている。
(参考:外務省 海外在留邦人数調査統計)
また地域別でみると、アジアが50%増と拡大している。
その一方で国別の人数ランキングはアメリカが1位で3割を占め、
1位:アメリカ
2位:中国
3位:オーストラリア
4位:英国
5位:カナダ
6位:タイ
7位:ブラジル
8位:ドイツ
9位:韓国
10位:フランス
となっており、まだアジアは多くない。
特に東南アジアでは、6位のタイしか入っていない。
しかし東南アジアが本気でオススメの4つの理由で書いた通り、東南アジアエリアの日本人はこれからどんどん増えるだろう。
世界に飛び出す日本人は大きく増加している。
海外に飛び出す理由の半分以上はビジネスだ。
世界が小さくなった今こそ、多くの日本人が世界に飛び立って活躍するチャンスの時代なのだ。
アリヴェデルチッ!