12月の年末クリスマス商戦の時期となった。
何かしらのプレゼントや商品を買おうと考えている人も多いだろう。
売れる時期だし、まだデパートなどでは、セールとなっていないところも多い。
しかしそんなセール前のデパートで、突然スペシャルディスカウントになる、秘密の言葉があるのを知っているだろうか。
長年、デパートでも買い物してきたが、そんなことあるわけない。
そう、私も思っていた。
しかし、マジックワードによる秘密のショッピングは実在する。
なぜならば、半信半疑だった私も、この目でその現場を見たのだから。
そのセリフはこうだ。
「この商品、ひそひそセールやってますか?」
なんじゃそりゃ。
そう思うだろう。しかし、デパート店員にはこれでわかる。
デパートやブランドによって、ひそひそセールとか、ささやきセールとか、色々な言い方はあるみたいだが、基本的にはわかるはずだ。
デパートではバーゲン時期になると、価格を下げようという商品が決まっている。
通常はバーゲン時期でないと、その価格では買えない。
しかし、このセリフを言うことによって、バーゲン前でも30%や50%オフで買えることがあるのだ。
勿論価格の表示はそのままだ。聞かなければ、何も始まらない。
だからひそひそセールなのだ。
お分かりの通り、このひそひそセールは年中いつでもやっている訳ではない。
バーゲン前の今の時期などが中心だろう。
また、全商品が最終的にセールになるわけでもないので、全商品や全ブランドに適応されるわけではない。
ただ結構なハイブランドでも、実はやっているのだ。
これは衝撃的だ。
そしてこのショッピング方法は、外商のついているお帳簿客専用、といったわけでもない。
お帳簿客でもこの買い物方法はほとんどの人が知らないだろう。
ブランドやお店によっては、そのブランドで良く買ってくれる客向け、という店もあるのかもしれない。
しかし、この質問をすること自体が、普通のお客ではない「知っている客」なのだ。
デパートの店員さんとしては、その質問をされた後に、その人の顧客情報や、外商がついているかを聞いて、この秘密ショッピングが適用になる客がどうかを判断することは難しいのだろう。
対応を間違えると、上顧客への失礼となりかねない。
ビジネス的には上客への対応をよくしたいデパートとしては、客の見分けがその場でできないので、ここが難しいポイントだ。
一方客の立場からすれば、聞くことはただである。例えそれがスペシャルディスカウントの適用にならなかったとしても、失うものはない。
ディスカウントで商品を買えるかどうかは、聞くというトライをすることだ。
話が通じれば、どれがひそひそセールの対応商品か聞いてみればいい。
そしてそれがワークすれば、プロっぽい知っている客、として秘密のバーゲンショッピングで楽しむことができる。
アリヴェデルチッ!