広尾の行列ができるフレンチフライAND THE FRIETの前を通ったら、行列がなかったので、初めて入ってみた。
ここがすごいのは、フレンチフライの専門店ということだ。
すごい勇気だ。
私だったらフレンチフライ専門で店を開こうとは思わないし、できない。
この店はそれを実際にやって、お客を呼んでいる。
と、いうことでワクワク初体験。
これがメニュー。
色々なおいしいポテトや、フレンチフライにつけるソースを選べるのが特徴的。
まあポテトの専門家でもないと、ポテトを選ぶのもちょっと難しい。
ディップソースもたくさんあり、この色々な組み合わせを楽しむことがコツなのだろう。
とはいえ残念ながら、マクドナルドのフレンチフライが大好きな私は、この店で食べた高級フレンチフライの価値が、正直よくわらなかった。
620円払ったが、フレンチフライで620円。
広尾だからとはいえ、広尾にもマックはある。
マクドナルドと競合してると思ってないのかもしれない。まあなんにしろ、この価格設定は勇気ある決断だ。
ハッキリ言って、私はポテトが中心の国で、料理がおいしい国を知らない。
フランスはポテトの国とは呼ばないと思うし、世界的に料理がおいしいと有名な国で、ポテトの国はない。
そして、日本ではポテトが主食の料理は少ない。フレンチフライは基本的にはサイドメニューだ。
この市場環境にありながら、食の激戦地・東京のど真ん中で、フレンチフライで真っ向勝負。
その気持ちも、この挑戦的なプライシングも何もかも新しい。
トレンドや文脈がない新市場を切り開くのは本当に大変なことだ。
新しい食べ方を提案する必要もあるし、価格の高い理由を説明する必要もある。
チャレンジャーとして、大いに頑張ってほしいと思う。焦って多店舗展開などせずに、着実に行列ができる店を続けて欲しい。
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袋とかもなんとなくオシャレだし、行列や、この価格も含め、新しい体験はある。
こうして私がブログに書いてしまったように、口コミで話したくなる要素もある。
ただ飲食は、リピーターがつくかどうかが大切。ただ話題を聞きつけた客をしっかりリピーターにできるように、おいしいフレンチフライを開発して提供し続けて欲しい。
あー、フレンチフライの話をしてたら、マクドナルドに行きたくなってきた。ジャンクフード大好き人間で恐縮なり!
アリヴェデルチッ!