先日メキシコの友人と話していて、衝撃を受けた事実。
非常に美しいビーチとして世界的に有名なメキシコのカンクンビーチが、大変なことになっている!!
現在、このリゾート地は、とても観光に行ける状態ではなさそうだ。
これが大変美しい、あのカンクン(Cancun)のビーチ。
私もいつか行こうと心に決めていたビーチだ。
そして現在の状態がこれ。
(上記写真はこちらの記事から参照 Beach invasion: Mexico struggles to clean Cancun holiday hotspot blanketed by TONS of seaweed )
衝撃的な写真だ。
この茶色の物体が何かというと、サルガッソ(Sargassum)という流れ藻だ。
平たく言えば、海藻の一種だ。
それが大量にビーチに押しかけてしまったのだ。
この問題はメキシコだけではない。
例えば、同じメキシコ湾を臨むアメリカのテキサス州ガルベストン(Galveston)。
「galveston、 sargassum」で画像検索すると、同じような恐ろしい写真がたくさん上がってくる。
このサルガッソ、もちろん海水浴もできないし、見た目も悪いし、さらには非常に臭いということだ。
このエリアにはきれいなビーチが多く、観光産業に依存しているだけに、甚大な被害となっているようだ。
もともと、このサルガッソがある場所は、ここでない。
サルガッソ海と呼ばれるエリアは、こんなビーチ沿いの湾岸ではなく、もう少し左側だ。
(参照 Wikipedia Sargassum sea)
何かと謎めいた海域といわれる、いわゆるバミューダトライアングル(Bermuda Triangle)のあたりだ。
その位置がずれて、こんな悲惨な状態になってしまっている。
国や州をあげて、排除しようにもどんどん流れつくし、サルガッソの成長スピードも非常に早いらしい。
地球温暖化が一因と言われているが、これはもはや国やビーチ単位の対応で、どうにかできる範疇を超えているように見える。
国を超えて人々が一丸とならないと対応できない、地球的規模の一例だろう。
美しいカリブ海・メキシコ湾が1日も早く復活することを願っている。
アリヴェデルチッ!