セルフィーという言葉を知っているだろうか?
今年の前半にはSELFIEという音楽も流行った。
この動画を見ればわかると思うが、セルフィーとは日本語で「自撮り」という意味だ。
自撮りは文字通り、自分または自分たちの写真を、誰か他人に撮影を頼まず、自ら撮ることだ。
旧来の方法でいえば、セルフタイマーは自撮りの一種だ。
だが最近自撮りやセルフィーと言う時は、多くの場合、スマートフォンで簡単に自分たちの写真を撮ることだろう。
さて、このセルフィー、歌にもなるぐらい流行っている。
スマートフォン文化の一つだと思う。
私は最近東南アジアによく行くのだが、東南アジアでセルフィーは大人気だ。
私が今年体験しただけで、ヴェトナム、フィリピン、インドネシアでは、セルフィーをよく撮った。
また彼らには、セルフィースティックと呼ばれる棒を持っている人たちがいる。
セルフィースティックとは、日本ではセルカ棒と呼ばれ、セルフィーと撮るための専門の棒である。
実は私もジャカルタに行った時に、インドネシアの友人から「買わないのか?」と熱心に聞かれ、勢いで買ってしまった。
上のアマゾンのリンクのセルカ棒は私のものと同じだと思うが、値段が日本で買うと半分。
まさか日本の方が高いとは。なにか悔しい。(笑)
さてさてこのセルカ棒、すごいことは、リモコンもあることだ。
私はリモコンも持っているが、これはBluetoothで同期して、シャッターを押せる。
なぜこれが必要かというと、セルカ棒が長すぎて、手ではスマホの撮影ボタンを押せないからだ。
もちろんリモコンがなくても、タイマー機能で、写真をとることはできる。
では、Go Proというウェブカメラを知っているだろうか。
これもここ数年大流行したカメラだ。
もともとサーファーの開発者が、サーファー視点のカメラ開発として始まった、この商品は、色々なスポーツや活動で使われて、新しいカメラの分野を作り上げた。
Go Proが革命的だったことは、これまでカメラに絶対に必要だと思っていた、人間が除くレンズや、確認できるディスプレイをバッサリなくしてしまったことだ。
そういったものをなくして、ただ撮り続けて、そのデータを携帯やPCに飛ばして後で楽しむ。
ガジェットとITの時代ならではの、面白いカメラだ。
このゴープロもセルカ棒のような棒の先端につけて撮影ができる。
知人がそうやって撮影をしていたので、最初にセルカ棒を見たときは、ゴープロみたいなものかと思った。
しかしセルカ棒はただ、スマホに棒をくっつけるだけだ。
Go Proのようなイノベーションはない。
ただアナログな分、簡単でわかりやすいし、Go Proのように新しいカメラを買う必要もない。
今、私のちょこっとマイブームが、このセルカ棒だ。
私はセルカ棒を買うまで、セルフィーを撮ったことはほとんどない人間だ。
でもこれがあると、せっかくだから撮ろう。面白いから撮ろう。という気分になる。
セルカ棒を使っての、セルフィーの良い点はライブ感と新規性だ。
上からも下からも違う構図で取れることが新しいし、その分皆の表情も豊かになる。
面白いじゃないか、セルフィー。
今までセルフィーを撮らない自分が、これを面白く使って撮るようになった。
日本でいい大人で、セルカ棒でセルフィーを撮る人は、まだあまりいないかもしれない。
いやいやしかし。
持つと変わるぜセルカ棒。
私と会う人は是非今度一緒にセルフィーしよう。
アリヴェデルチッ!